新たなる活動に向けて

 玖珠町は、急激な人口減少、少子高齢化、労働生産人口の減少に伴い、財政の悪化が始まっています。
 町長選でも、玖珠町が特に「人口」・「財政」両面で厳しい現実に直面している事を訴えて、その為に、今、改革の一歩を踏み出さなければならない!と申し上げて参りましたが、その思いを皆様に届けて共有していただき、大きなうねりや狼煙、テーマとする事が出来ず残念です。
 常に私は、町の成長を願うものですが、人口が減少すれば、税収や国・県からもたらされる財源・予算も下降して行きます。
 この二律背反する状況を見据え、財源を生み出し「人口急減」対策を講じて、魅力溢れる新たな町創りに舵を切って行かなければなりません。
 この度の選挙戦では、町長になり町の未来を担いたい!との思いは叶いませんでしたが、このことが「最終目的」では無いのです。
 生まれ故郷 玖珠町への帰郷、そして7ヶ月の活動、年明けの町長選挙と忙しい中にも、地元や地域の皆様方と、触れ合い・巡り合い・貴重なご縁を頂く日々を得ることが出来ました事は、何物にも変え難い貴重な経験と私の今後の力となりました。

令和3年度、玖珠町の歳入構成と歳出構成

 私の目的は、これからの「玖珠町」を、「この町に住みたい」「住み続けたい」という、魅力ある町にする!ということであり、この「目的」を実現するために、新たな挑戦をスタートしなければならないと考えています。

 そこで、既に私が立ち上げた「玖珠創世の会」の活動をより活発化させるために、更なる取り組みを行なって参ります。

玖珠創生の会の活動

  1. 「玖珠創世の会」のウェブサイトを充実させ、情報発信を活発化する。
  2. 「玖珠創成塾」を開催し、人材の育成に力を注ぐ。
  3. 玖珠町に住む皆様の考えや意見に耳を傾け、新しい可能性を発見する。

 それぞれの具体的な企画施策については、現在、プランを検討している段階ですので、整い次第、ご紹介・ご案内させて頂きたく思います。

 今回の町長選挙を通じての一連の活動の中で、多くの方がご支援・ご協力を頂きました事に、感謝・お礼の気持ちで一杯です。
 玖珠町への思い、切実な願いを目にし耳にしており、私自身も活動を通じて、大きな可能性を肌で感じました。

 私も、これからの玖珠町の執行体制や施策を注視しており、宿利町長のもとで、更なる前進が図られることを祈念しております。
 玖珠町にとって、「玖珠創世の会」だからできること、役に立てることがきっとあると確信しており、町の未来を見据えて対応を行なって参ります。

 玖珠町が「より良い町へ向かって行く」ために、「玖珠創世の会」は、今後も全力で活動していきますので、いま、新たな挑戦へのスタートラインに立って思いの丈を、開陳させて頂きます。
 引き続き宜しくお願い申し上げます。

 玖珠創世の会   
  代表 神田 信浩